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情景描写について

桜もあっという間に散ってしまいましたね。
今年は春が短かった気がします。
さて、先日の公募スクール春の公開講座、若桜木虔先生「プロ作家になるには」
において、情景描写がうまく書けないというお悩みが寄せられました。
その回答をしてくださったのがゲストの赤神諒さんでした。
赤神さんは「第9回日経小説大賞」で「義と愛と」で大賞を受賞されたばかり。

4つのポイントに分けて解説して下さいました。

その1、「後回しの原則」
……情景を入れる部分に「春。いい天気」とだけ書いてあとで詳しく書く。

その2、「メモ書きのストック」
……普段の生活で「あ、この表現いいな」「こんな言い回しがあるんだ」など、
気づいた言葉や文章をメモしておくクセをつけておく。

思わず「なるほど」と頷いてしまうアドバイスでした。
残りの2つは、5月号に合わせて、弊社HP内にアップ予定の春の公開講座レポートをぜひ御覧ください。

赤神さんの受賞作は「大友二階崩れ」と改題されて好評発売中です。