公募スクール

注目のタグ

  • コラム

モチベーションをぶち上げて 入選一直線! 前編

 創作って、孤独との戦いみたいなところありますよね。1人で黙々とPC・用紙に向かう。ノッているときはいいけれど、壁に当たったときやつまづ いたとき、どうしてもやる気が削がれてしまいます。やる気が出ないから書けない、いや、書かない。でも書きたい。このジレンマから抜け出し、モチベーションを上げるにはどうしたらいいのでしょうか。前編と後編に分けてお届けします!

やる気には2種類ある

外発的モチベーション

 賞金や締切りなど、外発的な要因で実行するやる気。
 強制力が働き、「ねばならない」「やらされている」と感じやすい。
 短期的には効果的。やる気のきっかけにもなりやすい。

内発的モチベーション

 純粋に書きたい! という思いから起こるやる気。
 人間は「~したい」という自発的な思いを好む。
 継続させるために非常に大切なやる気です。

2つのやる気をうまく使おう

 外発的モチベーションは、「このジャンルなら書けそう」「この枚数なら出来そう」そんな期待と「受賞したら賞金がもらえる。有名になれる」という価値の掛け算でできています。どちらかが0なら、モチベーションも0になります。
 どう高めていくか。
 それはもう、Kouboで公募を探すのがおすすめです。

 

 Kouboで公募を探し、目標はできた。ただ、これだけでは継続は難しい。
 継続の秘訣は、自分自身が、創作したい・楽しい・面白い、そう思えることです。
 

 内発的モチベーションも、「自分にもできそうという」という期待とそれにワクワクして面白いと思える価値の掛け算でできています。
 やる気が起きないのは、期待か価値、どちらかが足りていないから。
 課題から目をそらさずに、今の自分に何が足りていないにか向き合うことも大切です。

 クイズやパズルなど、問題の答えが「あ、わっかた!」あの瞬間、脳内にはドーパミンという快楽物質が分泌されています。
「やった、できた!」があると、創作自体が快感になり、創作したい意欲が止まらなくなります。
 そうなったら、あとはどんどん前進あるのみ!


どうやってやる気を引き起こすか

1.方法と手段を明確にする

 創作したい衝動だけでは、何をすればいいのか分からないし、どれでは机に向かう気にはなれないですよね。
 でも、方法や手段が分かると俄然やる気が出ます。
 文章系なら、題材や結末が決まっていると取り掛かりやすいですよね。
 やる気がない時には、まずは具体的なプランを作るのがお勧めです。

2.ルーティンに組み込む

 やる気が出たらやろうではなく、強制的に毎日のルーティンに組み込んでしまうのも手です。
 朝起きたらまずパソコンを立ち上げる、通勤電車の中ではスマホを使って推敲する、夜は必ず30分だけ原稿に向き合う。できない日は本を読む。少しでいいから毎日何かしら創作に触れることが大切です。

3.脳を騙してやる気を引き起こす

 自分の脳を錯覚させましょう。
 創作する自分を想像したり、「私にはできる! やれる!」とことばに出して言うのもお勧めです。
 成功体験時やとても頑張った時(達成感を感じた時)に聴いていた曲を聞くのも脳を錯覚させられます。やる気にみなぎっていた自分を思い出させる音楽を聴きながら、創作してみましょう。

 ただ、体調不良や頭も体も疲れ切って何もできない時は、創作から離れて徹底的に休息しましょう。
 やる気の出ない自分を責めるのは逆効果ですよ。

 さて、後編では、公募スクールの講師の先生のやる気アップ法をお届けします!